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カテゴリ: Live Report

素晴らしい一日でした!!!

Blue Note Jazz Festival in Japan / 2015.9.27 Sun.


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Eric Miyashiroさんの奮闘記!
https://www.facebook.com/eric.miyashiro.5/posts/10207348052755997

Awesome reflection by Eric Miyashiro! (in English)
https://www.facebook.com/eric.miyashiro.5/posts/10207360353423506


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夜になると、二つのステージの間に中秋の名月が…!


<Pat Methenyからのビデオメッセージ>
https://www.facebook.com/bluenotejazzfestivalinjapan/videos/544939302326128/


<Set List>
PAT Metheny
with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra
1. Have You Heard 
2. James
3. Hommage 
4. Last Train Home 
5. The First Circle 
6. Song For Bilbao 
7. Are You Going With Me? 

Robert Glasper Trio (featuring Pat Metheny)
4. Little Sunflower


全体のセットリストは、オフィシャルサイトをご覧ください!

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<寄稿:2011/12 音楽ライター石沢功治(Koji Ishizawa)>

 来る1月にパット・メセニーがラリー・グレナディアを伴って来日しますが、それに先だって、去る10月半ばにニューヨークのブルーノートに出演。ちょうど現地を訪れていた私は一足先に観ることができました。

 驚いたことにメセニーが同店に出演するのはこれが初めて。つまりニューヨーク・ブルーノート・デビューなのです。加えて、ニューヨーク界隈におけるクラブ・ギグは、1984年のヴィレッジ・ヴァンガードでのメセニー・トリオ(チャーリー・ヘイデン&ビリー・ヒギンズ)以来、実に27年ぶりだそう。その後はサイドマンとしては93年にジョシュア・レッドマン・カルテットで同じくヴァンガードに出ていますが、それでも18年ぶりとのことでした。

 その記念すべき公演3日目のファーストはアルバム『メセニー・メルドー』から「報われぬ思い」で始まると、以降は「ジェイムス」や「クエスチョン&アンサー」、「ソウル・カウボーイ」などをグレナディアとのデュオで披露。続いてはパットだけでナイロン弦アコースティック・ギターによる「ファインド・ミー・イン・ユア・ドリーム」、それに42弦ピカソ・ギターを持ち出しての即興演奏もプレイしてました。

 そして、それまで狭いステージ後方で黒い布に覆われていたオーケストリオンの縮小版が露となると、これにはさすがのニューヨークの観客達も息を飲んでいました。パットはそのミニ・オーケストリオンをバックに、再びステージに現れたグレナディアと共に素晴らしい即興演奏を展開。

 それにしても、ところ狭しとセッティングされたミニ・オーケストリオンをたった1曲でしか使用しなかったのは意外でした。なんという贅沢さ!! そこがまたいかにもパットらしいとも言えますが、とにかく、この演出によってヴァリエーションと起伏が生まれていたのはさすがでした。来日ツアーでは、さらに深化したステージが繰り広げられるのではないでしょうか。今から楽しみです。
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