5月のPat Metheny来日公演の少し前(2016/2)に公開されていたPat Methenyのインタビュー記事です。
<EXCLUSIVE INTERVIEW 【PAT METHENY】JAPAN TOUR 2016 SPECIAL !!>
この記事については、facebook上のpatweekでのみご紹介していて、こちらでご紹介するのを忘れてしまっていたようで、失礼しました。…が、公演後の今、あらためて読むとなんとも味わい深いです。
Q5: コラボレーションと言えば、あなたと Lyle のピアノはシーンでも屈指のコンビネーションを誇っていましたね。近い将来、彼とまた共演する可能性はありますか?【Pat】:(前略)気づいたんだけど、ファンのみんなは僕の音楽と初めて出会った頃に回帰して欲しいと思っているんじゃないかな。初期の PMG の人もいれば、Trio だったり、”Secret Story” かも知れないね。どのバージョンの僕を聴きたいかで、その人の年齢を度々当てて来たくらいさ。実際、素晴らしいことだし、本当に感謝しているよ。もし僕がそうしたいと思ったら、”Bright Size Life” の頃に戻って全曲演奏することだって可能だよ(時々はしているしね)。だけど、あの頃と全く同じようにはならないよ。まあこういったことはもう受け入れているんだけどね。付け加えると、もし僕がずーっと同じような音楽をやり続けたとしたら、それはそれで何か違ったことをやれって言われるのは確かだね。だから僕は早い時期にこう決めたんだ。「それが何であれ、ただ時間と自分の全てをかけられると強く感じることをやることが僕にとってベストなんだ。」ってね。そして常にそうして来たんだよ。ただ、まあ、そうは言っても僕のバンドのどの時期のどのメンバーとプレイするのも楽しめると思うよ。結局全ては繋がっていて、全部誇りに思っているんだ。素晴らしいミュージシャンたちが加わって来てくれたからこそなんだからね。
その他、新しいバンドのメンバーについて、コンセプトについて、David Bowieについて… いろいろなテーマに関するとても読み応えのあるインタビューとなっています。
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