遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

昨年末の中川ヨウさんのTwitter
によると、Pat Methenyの新作はオーケストラ作品となるようです。

前回のpatweekの記事で(http://patweek.com/archives/74106325.html)、「<2016/12に行われたカルテットでのレコーディング>と、<2017/12に行われたオーケストラのレコーディング>は、2つの作品になるのか? あるいは1つの作品となるのか?」と書きましたが、これらはどうやら1つの作品として発表されるようです。どんな作品になるんでしょう?? 楽しみです〜!!

2016/12のカルテットでのレコーディングの内容については、次のインタビューに少しコメントがあります。
ロン・カーターから、マイルスの過去のレコーディングにまつわるユニークな逸話を聴いて、パットも今回のレコーディングで同じようなアプローチをとってみた、ということのようです。

それは、新カルテットのツアーで、パットの古い曲を60曲くらい繰り返し演奏して(バンドとしてのまとまりを作っておいて)、一方でレコーディングの際には、新曲を14曲書き下ろしてライブでは全く演奏したことのない状態のまま(緊張感を持ったまま)、収録を行ったということのようです。なかなか面白い取り組みですね。
(次のインタビューの5:00あたりからそのようなコメントがあります)



カルテットの演奏は、そのような形となるとおそらく緊張感のある状態になっているのだと思いますが、その内容とオーケストラの融合(?)はどんな感じになっているんでしょうか。なかなか興味深いです。またこのオーケストラのレコーディングも、カルテットのレコーディングから1年くらい後になってからのものということで、この1年間寝かせた感じもどういう理由からそうなったのか、なんとも気になります。いやいや、どんな作品になるのでしょうか。

前述の中川ヨウさんのTwitterによると、新作のリリースは2018年の夏頃になるとのことです。

また、最近のオフィシャルサイトなどからのライブ・スケジュール情報によると、2018/6〜7は、カルテットでのヨーロッパ・ツアーが予定されているようです。

http://www.patmetheny.com/schedule/

このヨーロッパ・ツアーは、新作のリリースの時期に近いのですが、そうなるとライブはレコ発ライブ的なものになるんでしょうか。それとも、発売直前のライブということになるのでしょうか。
それから、7月頃までヨーロッパ・ツアーということは、その後はどうなるんでしょう? アジア・ツアーなんかの可能性もあるんですかね。そうなるとその頃はさすがに新譜もリリースされていることになる? となると日本でのライブこそはレコ発的なライブになる? いろいろと想像してしまいますね!

そういうわけで、この2018年は、とても楽しみな一年となりそうです!
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。