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2014年10月

“Pat Metheny Unity Group” ツアー 上海公演(2014/10/17(金))のセットリストです!! 中国のミュージシャンとの共演があったようですよ。
 
Shogaさん、情報提供ありがとうございます!!!

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Date: 2014/10/17 (Fri)
Venue: BMW Brand Experience Centre / BMW品牌体验中心 (Shanghai, China) 
Members: Pat Metheny Unity Group :  
Pat Metheny (electric and acoustic guitars, guitar synth),  Chris Potter (ts,ss,b-cl,fl,ac-g), Ben Williams (ac-b,el-b),  Antonio Sanchez (ds,cajon),  Giulio Carmassi (key,vo,tp)  and  The Orchestrion
* Special Guests: 李晓川 (Li Xiaochuan / tp), 李子涵 (Teresa Lee / vo), 伊克拉木 (Ekram / vo), 拉姆(La Mu / vo), 马稼骏 (Ma Jiajun / 二胡), 顾婧 (Gu Jing / 古筝), 屠化冰 (Tu Huabing / 笛), 张梦 (Zhang Meng / 笙) 

【Set List】 
Introduction : [Pikasso Guitar Solo]
1. Into the Dream

Pat Metheny Unity Band :
2. Come and See 
3. Roofdogs
4. The Bat 
5. Police People
6. Song For Bilbao [w/ 李晓川 (tp)] 

- MC -

Pat Metheny Unity Group : [w/ The Orchestrion] 
7. Kin(←→)
8. Rise Up
9. Born
10. Genealogy
11. On Day One

Duets :
12. Bright Size Life [w/ B.Williams (ac-b)]
13. All The Things You Are [w/ C.Potter (ts)]

Pat Metheny Unity Group with Traditional Chinese Instruments Quartet :
14. Travels  [w/ 马稼骏 (二胡), 顾婧 (古筝), 屠化冰 (笛), 张梦 (笙)]

Pat Metheny Unity Group with Chinese Singers :
15. The Red One <<康定情歌>>  [w/ 李子涵, 伊克拉木, 拉姆 (vo), 李晓川 (tp)]

Encore 1: [PMUG]
16. Are You Going With Me ?

Encore 2: [Pat Acoustic Solo Medley on Baritone Guitar] :
17. Phase Dance / Minuano (Six Eight) / As It Is / Sirabhorn
       / The Sun in Montreal / Omaha Celebration / Antonia / Last Train Home

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【Shogaさんのミニ・ライブレポート!】
<<1>> ♪「Travels」のテーマでは「二胡」をフィーチャー。曲調にぴったりで、いい感じでした。二胡奏者の「马稼骏(Ma Jiajun)」さん、巧い方だなあと思い、帰国後に調べてみたところ。ボブ・ジェームスの『Angels of Shanghai』プロジェクト、谷村新司さんの中国ツアー等に参加、演奏されていらっしゃる方でした。
<<2>> ♪「The Red One」は、ジョン・スコフィールドとのオリジナルよりもテンポをグッと落として、中国民謡「康定情歌」の歌詞を乗せて歌われたようでした。

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<Pat Metheny 10.17 JZ Festival>


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PMUGツアーでのステージ上のランプの件、
ネットを探していたところ、これが一番わかりやすそうでした。

ステージ中央の白いボール状のものです。

2014/3/14のライブの写真のようです。
<リンク先URL:http://jackbaruth.com/?p=1280>

※ランプについての説明は、こちらをご覧ください
→<http://patweek.com/archives/15013027.html>

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今回のPMUG公演の見どころのひとつとして、Patと各メンバーがそれぞれデュオで演奏するパートがあったのですが、Pat MethenyとChris Potterによるデュオが特に素晴らしくて、個人的に強く印象に残っています。
 
演奏した曲は、私が観た東京2日めと3日めは、それぞれ「Tune up」と「All The Things You Are」でした。
二人は広い舞台の中央でお互いに近づき、重なりあうように肩を寄せ合うようにしながらテーマ演奏を始めていきました。イントロのようなものはなく、いきなり最初からふたりで高速でブッ飛ばすような感じでした。

二人でガリゴリと弾きまくり/吹きまくる中、フワリと漂うコード感と転調感。なんという心地良さ! 二人の美しいアドリブフレーズによってコードが浮かび上がり、それが滑らかにチェンジしていく様子が伝わってくるこの感覚は、これまでに体験したことのないものでした。あの演奏、録画でなくて録音だけで良いので、もう一度聴いてみたいなぁ〜。
 
ちなみに東京初日の曲は「Cherokee」だったようです。上記二曲とはまた違った雰囲気の曲だと思いますが、これまた盛り上がったんでしょうねー。
 
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「Tune up」については、東京2日めの演奏を思い出させてくれるようなChris Potterの演奏動画が、youtubeにアップされていました。この動画は、2011年のロンドンでのクリニックでの演奏のようです。湧き上がるアイディアが止まらない(?)10分超の超絶ソロ!
この時の演奏は、採譜されて多くのミュージシャンに共有されているようです。演奏と譜面を同期させた動画もアップされていました。譜面を見ながら聴くと、様々なバリエーションで曲を展開させている様子がよくわかり、さらに凄さが実感できます。

他にもyoutubeを探していくと、Chrisの演奏のTranscriptionとして「All The Things You Are」なども出てきたりするので、もしかしてこの一連の演奏が、今回のデュオ企画のヒントになったのかもしれないなぁ、などと思っています。

<Chris Potter clinic -- Tune-Up>
 


<Chris Potter's Tune-Up Transcription>


<Chris Potter's solo on "All The Things You Are">
こちらもスゴイ演奏です。特に中盤のキレっぷりといったら!

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PMUG来日公演、素晴らしかったですね! なんだかまだ興奮が収まりません…

ところで今回の公演でひとつ気になったのが、ステージに設置されていたバレーボール大の大きなランプでした。(※もしかすると昔から使っている装置なのかもしれませんが…)
設置されていたのは、ステージ中央のモニタースピーカー裏側。そしてステージ上手側にももう一つあったようです。特に中央のランプは客席からはほとんど見えなかったと思いますが、私はたまたま見える位置で鑑賞することができました。

このランプは、シーケンサーと同期させる曲の時に光るようになっていて、赤と青と白で光っていたと思います。ルールとしては、小節のあたまで「赤」が光るようになっていたようでした(赤・白・白・白・赤・白・白・白… と点灯する)。今回はかなり複雑な同期モノがあったので、変拍子やテンポチェンジをする時にガイドとなる光を出していたのではないかと思います(あくまでも私の想像。でも、もし舞台演出の一部なのであれば、客席からよく見える位置に置くと思うのですよね…)。

ランプの点滅を横目で見ながら鑑賞していたところ、「On Day One」は、曲中でかなりテンポが変わっていることがよくわかりました。テンポチェンジしながら拍子もグルグル変わるというあの変化についていくのは本当に大変そうなので、PMUGバンドといえども、ああいうガイドはあった方が良いのかもしれないなぁ、と思って見ていました。Antonio, Ben, Giulioの3名はイヤフォンをしていたので、クリック音などを聴いていたと思われますが、フロントのPatとChrisはイヤフォンをしていなかったので、視覚的にテンポなどをガイドしてもらっていたのではないかと想像しています。

ランプの光を見ていると、今何拍子なのかとか、その拍子やテンポがグルグルと変わっていく様子がよくわかりました。On Day Oneはテーマが譜面上11/4だったと思いますが、本当に11回毎に一回赤ランプがついていてちょっと感動しました。赤ランプがつくまでの間がとても長いので、これで役にたつのかな、などとも思いましたが、やはり小節のアタマがわかるのが重要なんでしょうね…

また、エンディングなど、シーケンサーの音が無くなってバンドが自由なテンポで演奏できるようになるところでは、赤いランプが点きっぱなしになるようでした。一方で、Are You Going With Meでは最後にリタルダントするのですが、けっこうラストギリギリまでシーケンサーの音が出ているであろうことがわかりました(ランプが最後までしっかりとリタルダントしてました(笑))

…あくまでも以上のことはすべて私の想像ですので、正しいことはよくわかりません。このランプについて何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。
それから、東京公演ではホール内の写真が一切NGだったためにこのランプなどの写真が撮れなかったのですが、もし撮った方などいらっしゃいましたら、教えていただけますとウレシイです。
よろしくお願いしますー。

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そしてさらに! PMUG来日公演前のソウルでのスペシャル・ライブのセットリストです!
Shogaさん、情報提供ありがとうございました!!

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Date: 2014/10/04 (Sat)
Venue: Arte Hall (Hapjeong-dong, Mapo-gu, Seoul, Korea)

【Set List】 
Introduction : [Pikasso Guitar Solo]
1. Into the Dream

Pat Metheny Unity Band :
2. Come and See 
3. Roofdogs
4. This Belongs to You
5. Police People

- MC -

Pat Metheny Unity Group : [w/ The Orchestrion] 
6. Kin(←→)
7. Rise Up
8. Born
9. Genealogy
10. On Day One

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