来日公演まであと12日〜!
2002年は、待ちに待った(←当時)PMGのアルバム「Speaking of Now」の発売された年でした。1997年の「Imaginary Day」の発表から、5年が過ぎようとしている頃でした。
パットは2002年のインタビューで、PMGのアルバムについて、各アルバム制作時に重視したテーマや、リリース時期によって「3部作」のような流れができていることなどについてコメントをしています。
(『』内は重視したテーマ)
<(3部作タイトルは特に無し)>
・Pat Metheny Group (1978)
・American Garage (1980)
・Offramp (1982) →『エレクトロニクスの導入、シンクラヴィア。広範囲に渡る色彩を持ったサウンド』
<音楽的リサーチのための3部作>
・First Circle (1984)
・Still Life (talking) (1987)
・Letter From Home (1989)
→ファンの間では、この3枚は「ブラジル3部作」とよく呼ばれますが、本人はこの呼称は嫌いなようです。
「一体どこのブラジリアン・ミュージックのことを行っているんだ? と反発する気持ちを覚える(ジャズライフ2002年4月号)」
<それぞれに特定のテーマを設けた3枚>
・We Live Here (1995) →『ループの使用。標準的、ありきたりなビートを用いた上での表現』
・Quartet (1996) →『アコースティック楽器だけで他のアルバムのような色彩を表現』
・Imaginary Day (1997) →『グループと音楽的フォームの相関関係、基本的な前提に挑戦』
上記のような流れの中で、「Speaking of Now」は、次のようなテーマで創られてきたようです。
→『Speaking of Nowはメロディに重きをおいたアルバム。人の頭と心の中に長い間刻み込まれるような根源的なメロディを奏でたかった(ジャズライフ2002年4月号)』
「Speaking of Now」は2002年2月にリリースされ、その後ワールド・ツアーが行われました。来日公演は9月でした。
【2002年にリリースされたアルバム】
【参考音源】
<Another Life / Speaking of Now収録 ヴォーカルにも注目>
<Wherever you go / Speaking of Nowより>
<Are You Going With Me? / Upojenie収録>
2002年は、待ちに待った(←当時)PMGのアルバム「Speaking of Now」の発売された年でした。1997年の「Imaginary Day」の発表から、5年が過ぎようとしている頃でした。
パットは2002年のインタビューで、PMGのアルバムについて、各アルバム制作時に重視したテーマや、リリース時期によって「3部作」のような流れができていることなどについてコメントをしています。
(『』内は重視したテーマ)
<(3部作タイトルは特に無し)>
・Pat Metheny Group (1978)
・American Garage (1980)
・Offramp (1982) →『エレクトロニクスの導入、シンクラヴィア。広範囲に渡る色彩を持ったサウンド』
<音楽的リサーチのための3部作>
・First Circle (1984)
・Still Life (talking) (1987)
・Letter From Home (1989)
→ファンの間では、この3枚は「ブラジル3部作」とよく呼ばれますが、本人はこの呼称は嫌いなようです。
「一体どこのブラジリアン・ミュージックのことを行っているんだ? と反発する気持ちを覚える(ジャズライフ2002年4月号)」
<それぞれに特定のテーマを設けた3枚>
・We Live Here (1995) →『ループの使用。標準的、ありきたりなビートを用いた上での表現』
・Quartet (1996) →『アコースティック楽器だけで他のアルバムのような色彩を表現』
・Imaginary Day (1997) →『グループと音楽的フォームの相関関係、基本的な前提に挑戦』
上記のような流れの中で、「Speaking of Now」は、次のようなテーマで創られてきたようです。
→『Speaking of Nowはメロディに重きをおいたアルバム。人の頭と心の中に長い間刻み込まれるような根源的なメロディを奏でたかった(ジャズライフ2002年4月号)』
「Speaking of Now」には、カメルーン出身のリチャード・ボナとベトナム出身のクォン・ヴーが参加。とても国際色豊かなバンドとなりました。リチャード・ボナの担当は、なんとベースではなくてヴォーカルとパーカッション。クォン・ヴーの担当はトランペットとヴォーカル。
メロディアスな曲の中で、パットやライル、そしてクォン・ヴーが伸びやかにソロを歌いあげます。「Another Life」「You」「On Her Way」「Afternoon」といったヴォーカル曲におけるリチャード・ボナの存在感が、これまた圧倒的です。
「Speaking of Now」は2002年2月にリリースされ、その後ワールド・ツアーが行われました。来日公演は9月でした。
<ご参考>
・2002/9/18(水) 名古屋・愛知県厚生年金会館
・2002/9/19(木)、20(金) 東京・NHKホール
・2002/9/21(土) 大阪・厚生年金会館大ホール
【2002年にリリースされたアルバム】
【参考音源】
<Another Life / Speaking of Now収録 ヴォーカルにも注目>
<Wherever you go / Speaking of Nowより>
<Are You Going With Me? / Upojenie収録>