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2013年12月

ネットラジオ「JazzFM」の「The Cutting Edge」という番組で、Pat Metheny Unity Groupの新譜「KIN (<-->)」からの曲が週替りでかかっていますが、第3週はアルバムの8曲目「We Go On」のようです!
たぶん12/21まで聴くことができると思います。

<The Cutting Edge>
http://s2.xrad.io/jfmplayers/ondemand.php?id=JFU&play=od/jazzfm_cuttingedge.m4a

「We Go On」がかかるのは、31:30あたりからです。


下記サイトから、「Cutting Edge」を選ぶと日付ごとのプレイリストを見ることができます。番組中の他の曲もお楽しみ下さい!
http://www.jazzfm.com/onair/playlists/all/ 
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Pat Metheny Guitar Etudes ~ Warmup Exercises For Guitar ~ という譜面が出ていますが、音源がついていないので、いろいろな方が演奏された動画をこちらにまとめておきます。




Pat Methenyはコンサート前にいつも1時間ほどウォーミングアップをするそうなのですが、これは2010年夏に、実際にイタリアでのコンサート前に弾いていたものを譜面に起こしたもののようです。Exercise 1 ~ 14の14曲の譜面が収録されています。

これらはすべてその場で 即興で演奏されたものとのことですが、とても音楽的な内容になっています。

本人による演奏は無いのですが、いろいろな方が演奏しているYouTube動画をこちらにまとめておきます。演奏する際の参考にしてみてください。 

それから、抜けているExercise番号の演奏がありましたら、ぜひ教えて下さい! リンクを追加していきたいと思います。

Exercise 1


Exercise 2


Exercise 4


Exercise 5

 
Exercise 9
 

Exercise 10



Exercise 14
 

Exercise 17

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前回ご紹介したネットラジオは、Pat Metheny Unity Groupの曲以外にもとてもイイ曲がかかっていますね。曲名やアーティストが気になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、現在かかっているプログラム(12/8リリース分)のプレイリストは次の通りのようです。ご参考までにどうぞ。


Gary Husband & Alex Machacek - Cinema Lullaby - Now
Dhafer Youssef - Seudah - Birds Requiem
Jed Levy - Ligurian Sea - The Italian Suite
Bill Mobley - The People Who Live on Hope Street - Black Elk’s Dream
Open Trio - Mr Loop - Dinosaurs
Tom Harrell - Phantasy in Latin - Colors of a Dream
Pat Metheny Unity Group - Adagia/Sign of the Season - Kin
Avishai Cohen - Schlosre - Almah
Sonar - Tranceportation - Static Motion
Simon Phillips - Enigma - Protocol 2
Ibrahim Maalouf - Illusions/Conspiracy Generation - Illusions
Frederik Kronkvist - Playground - Brooklyn Playground

ネットラジオのリンクはこちらです。
http://s2.xrad.io/jfmplayers/ondemand.php?id=JFU&play=od/jazzfm_cuttingedge.m4a

下記サイトから、「Cutting Edge」を選ぶと日付ごとのプレイリストが見られます。
http://www.jazzfm.com/onair/playlists/all/ 

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先日ご紹介したネットラジオの曲が、一週間経って別の内容となってしまい、「On Day One」が聴けなくなってしまいました… が! 新しい内容では、今度はニューアルバム「KIN」から別の曲が2曲かかっています! チェックしてみてください!

http://s2.xrad.io/jfmplayers/ondemand.php?id=JFU&play=od/jazzfm_cuttingedge.m4a 


時間帯は、今度もまた58分くらいからです。
曲は、Adagia」と「Sign of the Season」なのではないかと思います。

たぶんまた一週間くらいで別の内容になってしまうと思いますんで、チェックはお早めに~!
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前回、2月発売のニューアルバムの1曲め「On Day One」の試聴サイトをご紹介しましたが、

http://patweek.com/archives/1504702.html

この「On Day One」の最初のベースライン、何かに似ているような…

私は2曲思い出したのですが、まずひとつめは、「So May It Secretly Begin」(アルバム「Still Life (talking)(1987年リリース)」収録)です。

この曲は、Pat Methenyが1986年頃に、「クラーベ」(ラテン音楽で使われる3-2とか2-3のリズム)を発展させながら曲を創るライティングセッションというのをやっていたそうなのですが、その中で生まれた曲のようです。

テーマのメロディは4分音符中心で、とても簡単な曲のように聴こえるのですが、ベースラインが一拍半のリズムが基本形(クラーベ)になっていて、アクセントがオモテになったりウラになったりと行き来するために、とても不思議なウネリが生まれています。

「On Day One」のベースラインには、何かこの曲と似たものを感じます。

「So May It Secretly Begin」
 


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もうひとつは、「A Story Within A Story」(アルバム「Imaginary Day (1997年リリース)」収録)です。
この曲にはクラーベっぽいリズムの要素はほとんど無いように思えるのですが、ベースラインには「So May It Secretly Begin」に通ずるものがあるような気がします。
Pat Methenyの談によると、前述の「A Story Within a Story」や「5-5-7」(Letter From Home(1989年リリース)収録)の発展形という位置づけの曲だそうです。

今回の「On Day One」も、もしかすると、これらのさらに発展形なのかもしれません。

「A Story Within A Story」
テーマ部分はわりとシンプルに聴こえますが、「4/4を4小節+3/4を1小節」という変拍子となってます。



「5-5-7」
テーマ部分が「5/6+5/6+7/6」という変拍子にも関わらず、メロディはいたって普通に聴こえるという不思議な曲。



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面白いのが、上記の「So May It Secretly Begin」も「A Story Within a Story」も、最初のコードが「Cm」なんですよね。そんでもって今回の「On Day One」のテーマも、聴いた感じではCmでしょうか? いずれもC音から始まるベースラインとなっています。
この、キーへのこだわりにも何かポイントがあるのでしょうかね。



Still Life (Talking)
Pat Metheny
Nonesuch
2006-02-06


 
Imaginary Day
Pat Metheny Group
Warner Bros / Wea
1997-10-03






Letter From Home
Pat Metheny
Nonesuch
2006-02-06



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